笏 祝詞袋 五色布



Yahoo ! 賣家信息
賣家編號 :
hoichiro3_shioda
賣家評價 :
100%  (  76    )
商品編號 :
  u1135549327
運費試算 :
  
原始網址 :
  
收藏 :  
所在地 :千葉県
千葉県大阪府
運費參考
<60cm : 740円
<80cm : 970円
<100cm : 1180円
<120cm : 1400円
<140cm : 1610円
上為日本宅配參考值,如三邊之和超過140cm,運費比參考價格高許多,大型商品建議先詢問賣家具體運費。
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 笏・祝詞袋・五色布3点セットでの出品です。以下、詳細です。

 岐阜県飛騨地方の名士であり、神職でもあった野村助重郎(1857~1934)所蔵の木笏です。雅号を眉山、後に杜廼舎(もりのや)と称し、若年より地域の行政に携わり、道路の整備や産業の発展、教育の充実に貢献しました。また、飛騨郷社高田神社の社司を勤めること30年余り。風流を好み、数多くの詩歌・書を残したことでも知られています。1930年に行われた金婚式では、出雲大社の千家尊建を筆頭に各地の名士から和歌や書画を送られています。
 笏の作者である津田正次の詳細については不明です。飛騨の匠の技術を継承した宮大工もしくは一位一刀彫の系統に属する人物と推察されますが、松田亮長の「亮派」とは無関係のようです。いずれにしても均整の取れた作風や作り込みの深さから、相当な技術を持った飛騨地方の木工職人だったことは疑いありません。82歳を迎えた老大家が地元の名望家に贈呈したものでしょう。
 笏といえば位山の櫟が有名ですが、本作もその木から加工されたものと推察します。木目はまるで絵画のような美しさがあります。神事での使用はもちろん、インテリアとして茶室や床の間・玄関などに置いてもよいかもしれません(その場合、神具につきくれぐれも釘などで留めないでください)。
 古制によると、その寸法は「肘より中指の第一の節に至るを普通の程度とす」、そして「斎主はやや大形、後取はやや小形を用ふる」、木目は「板目を良とし、柾目を否とす」等と定められているので、神事で斎主・副斎主・典儀をお勤めになる神職のほか、現行の祭式よりも旧祭式に興味のある方、古神道関連の方、有職故実を研究されている方にお勧めします。また、古制では「上は広く薄く、下は細く厚くす」と定められています。今日の笏は上は広く厚く、下は細く薄いものが多い傾向にあります。これだと笏頭に余計に重心がかかるため、長時間にわたる祭典では大抵の場合前方に傾いてしまいます。ですが古制では上は広く薄く、下は細く厚くできているため重心が分散され、長時間でも無理なく安定して笏を支えられるような設計になっているのです。本作はそれらの古制の特徴にのっとり作製されているものと判断されます。
 100年は軽く超えている品物につき多少のキズ・スレがありますが、全体的な状態はよいと思います。画像にて判断いただければと思います。

木目の種類:板目
全長:44センチ
笏頭:7.3センチ
笏尾:3.7センチ
厚さ:9ミリ(笏頭)~1.3センチ(笏尾)
重量:160グラム

祝詞袋
 肩掛け仕様です。比較的きれいな状態です。
縦:9.8センチ
横:43センチ
 
五色布
 神楽鈴などに付ける鈴緒です。やや使用感があります。
長さ:紐下87センチ
 
 即決価格にてお譲りします。値下げはしません。